• コミュニティポリシー

    PaToCaに参加いただくうえで、みなさんと運営が共有する約束ごとです。「利用規約」と「利用ガイド」のふたつをあわせて「コミュニティポリシー」と呼びます。参加にあたって、両方をお読みいただき、同意をお願いします。

    利用規約

    PaToCaは、成人したお子さんから縁を切られている、あるいははっきりと距離を取られている親が、自分のしてきたことと向き合い、学び続けるためのコミュニティです。ここにたどり着くまでに、どれほどの時間と勇気が必要だったかと思います。心から歓迎します。

    1. 運営主体と、この規約の位置づけ

    PaToCaは、株式会社変容資源研究所が運営するプロジェクトです。モラハラ・DV加害者のためのコミュニティGADHAと同じ考え方を土台にしています。この規約と利用ガイドは、Slackだけでなく、当事者会などPaToCaの活動全体に適用されます。いずれも最新版をサイトに掲示し、版を管理します。

    2. 参加条件

    • 成人したお子さんから縁を切られている、あるいははっきりと距離を取られている親であること
    • 自分がしてきたことを加害として引き受け、学び変わろうとしていること
    • この規約と利用ガイドに同意していること

    いま子育ての最中にいる方、ご自身が親から被害を受けてきたことに向き合いたい方、パートナーとの関係での加害に向き合いたい方は、PaToCaの対象ではありません。そうした方に合う場は、サイトのSTARTページでご案内しています。PaToCaは評論や論評のための場でもありません。

    3. 参加の確認

    参加は、サイトのお問い合わせフォームからのお申し込みを受けて、運営がお子さんとのご状況を確認したうえでご案内します。フォームでは、仮名、連絡先、お子さんとのご状況、この規約への同意を確認します。運営は、連絡先と仮名を結びつけた記録を保持し、安全に管理します。

    4. 書き込みとデータの扱い

    PaToCaでの語りは、一人ひとりの大切な経験です。同時に、まだ出会えていない、同じ状況にいる親にとっての学びにもなりうるものです。この両方を大切にするために、扱いを定めます。

    • 個人が特定されうる形での公開はしません。原文のまま、画面のスクリーンショットなど、個人が特定されうる形で外に出すことは、その都度ご本人の事前の許可がない限り行いません。
    • 一般化したコンテンツ:複数の人の語りを束ねて共通する型として描き、固有名詞や年齢などはぼかし、原文をそのまま用いない形に一般化したもの(サイトの文章、書籍など)については、一人ひとりへの個別の確認は行いません。特定の方お一人の語りに強く依拠するものは、事前にご本人に確認します。
    • 研究のための活用:Slack内の内容は、匿名化し本人を特定できない形で、株式会社変容資源研究所(代表の中川瑛による研究活動を含みます)の研究に活用することがあります。加害を正当化したり、被害を小さく見せたりする形では用いません。目的を超えた利用や、第三者への販売はしません。
    • お子さんなど第三者の情報:語りに含まれるお子さんやご家族の情報は、加害を理解するための文脈としてのみ扱い、その方ご自身を研究や分析の対象にすることはしません。特定につながる形で公開することもありません。

    5. 個人情報とプライバシー

    • 参加は仮名で行い、顔出しはしないでください
    • ほかの参加者が書いたことを外に出さないでください。スクリーンショットも撮らないでください
    • 少しでも不安があるときは、運営にご相談ください

    6. 退出について

    自分から退出する場合:退出はいつでも自由です。Slackから抜けるだけで構いません。ご自身の書き込みを今後の研究やコンテンツに使ってほしくない場合は、退出・データ利用停止のページ(patoca.jp/leave)からお知らせください。参加を続けたまま、データの利用だけを止めることはできません。

    運営から退出をお願いする場合:トラブルがあっても、できるだけ退出ではなく、共に学び変わっていく関係を目指します。そのうえで、この規約や利用ガイドへの重大な違反があり、事前のお声がけのあとも改善が見られない場合には、退出をお願いすることがあります。そのときも、ほかの学びの場をご案内します。

    7. 改定と意思決定

    • この規約と利用ガイドの最終的な決定は、株式会社変容資源研究所が行います
    • 改定の前には、考えるための資料と時間、話し合いの場を用意します
    • 大きな改定のときは、必要に応じて改めて同意を確認します

    利用ガイド

    大切にしていること

    • ケアを始めること:PaToCaでは、加害を「ケアの欠如」だと考えています。大事なのは、加害をしないことよりも、自分にも周りの人にもケアを始めていくことです。それは、もう直接関われないかもしれないお子さんへの償いにもつながっていくと信じています
    • 自分の傷つきも大切にすること:自分の傷つきを認めて慈しむことなしに、人の傷つきを認めることはとても難しい。だから、自分が傷ついてきたことを書くことは、ここでは大切なことです
    • 包摂:トラブルがあっても、できるだけ排除ではなく、共に学び変わっていく関係を目指します
    • 持続可能性:運営も参加者も、無理なく続けられることを大切にします

    人の書き込みにコメントするとき

    ここにいる人の多くは、子どものころに自分自身も傷ついてきた人です。人の加害の振り返りを読んで、自分の過去の傷つきが動くことは十分にありえます。

    • 読んで傷つきが動いたら、コメントしない:それがいちばん賢い選択であることが多いです
    • 時間を置く:すぐに書いて送らず、少なくとも72時間は置いてください。書いたものを見返して、相手を責めるために書いているのか、ケアのために書いているのかを確かめてください
    • まず寄り添う:正論や助言をいきなり書かず、相手が何を大切にしようとしていて、何がしんどいのかを想像し、そこに寄り添う言葉を先に置いてください
    • ここにいる理由を思い出す:ここは、ケアや寄り添いの練習の場でもあります

    書かないこと

    • 実名、勤務先、学校名、住んでいる地域など、ご本人やお子さん、ご家族が特定できる情報
    • お子さんやご家族の写真

    お子さんへの怒りや、わかってもらえない悔しさ、そう思ってしまう気持ちを書くことは大丈夫です。#02_弱音や愚痴 などに、そのまま書いてください。

    日々の約束

    • DMは原則禁止:参加者同士の一対一のやりとりは、トラブルを防ぐためにご遠慮ください。運営(えいなか)へのDMは大丈夫です
    • 重複投稿はしない:同じ内容を複数のチャンネルに、あるいは同じチャンネルに繰り返し書き込まないでください
    • 返事の期限を一方的に設けない:「いつまでに返事を」という求め方は、運営を含め、お互いにしないようにします
    • しんどくなったら離れる:通知を切る、しばらくログアウトする、退出する、どれも自由です。自分を大切にするために距離を取ることも、大事なことです

    意見や提案があるとき

    この場の仕組みについての意見は、#01_コミュニティポリシー か、運営へのDMでお寄せください。批判も歓迎します。そのうえで、できるだけ「自分は何を大切にしたいのか」「こうしてほしい」という形で伝えてください。運営の方針に関わることは、実際にここで自分の加害と向き合っている方の声を、特に大切に受け止めます。

    変更履歴

    2026-10-04 v1.0 制定(新しいPaToCaの開始にあわせて)