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    Parents, Toxic to Caring.

    PaToCa(パトカ)は、変わりたいと願う「毒親」のためのコミュニティです。何が「毒」とされることなのかを学び、自分にも周りの人にもケアを始めていくことはできると信じています。

  •  Background

    活動の背景

    GADHAの代表が立ち上げました

    PaToCaを立ち上げたのは、「変わりたい」と願うモラハラ・DV加害者の当事者団体代表である中川瑛(@einaka_gadha)です。

     

    幸せになりたいと願っているのに大切にしたい人を傷つけ、パートナーや子どもから関係を断たれる別居や離婚の危機になる人をたくさんみてきました。

    「毒親」に取り組む理由1

    その中で、大きく2つの気づきがありました。1つは、モラハラ・DV加害者の変容プロセスには「生まれ育った環境での傷つきを認め、それを癒す必要がある」ことです。

     

    往々にして人は、自分に起きた悲しいことや傷ついたことを乗り越えるために、それを考えないようにしたり、たいしたことがなかったと思おうとします。

     

    そしてそれによって、自分が人を傷つけたときも「このくらいたいしたことない」「大袈裟だ」と思ってしまい、それが加害につながります。

     

    加害者になってしまう人の背景には、その傷つきを傷つきとして認めない親や周りの環境があることがよくあります。加害者を減らし、被害者を減らし、ケアし合える関係の多い社会を作るためには、「毒親」の問題に関わっていく必要があると思いました。

    「毒親」に取り組む理由2

    そして、もう1つの理由は、GADHAに参加する多くの方が、元々パートナーとの問題だと思っていたのに、ケアを学んでいくうちに「自分は、子どもに対しても加害をしていた」と気づくからです。

     

    誰か1人に対して加害をする人間は、距離が近い他の関係でも加害をしていることが非常によくあります。それは、愛することや、気遣うこと、ケアすることがよくわかっていないからです。

     

    典型的には「良かれと思って」「正しいしつけだと思って」「教育だと思って」子どもを傷つける親ばかりです。そして、先述の通り、それが次の加害者を生み出します。加害と被害が連鎖し、続いていきます。

     

    GADHAはパートナーシップを中心としていますが、子育てや子どもとの関わりという文脈で「変わりたい」と願う人もたくさんいるため、PaToCaを立ち上げました。

    「毒親」はモンスターじゃない

    このような背景から、はっきりわかることがあります。それは、「毒親」は決してモンスターではないということです。どこにでもいる、普通の人たちです。

     

    しかし、「毒親」は往々にして「変われないモンスター」「やばい人」「関わったらダメ」という情報が多いため、「毒親」と指摘された人がその情報に触れても苦しくなることの方が多いでしょう。

     

    そして、苦しいからこそ、それを認めたり、学び変わろうとすることは難しいと思います。PaToCaは、そんな状況を変えていくために、誰もが間違えることがあること、愛しているつもりが傷つけてしまうこともあることを認め、そこから学び変わっていけると信じられる社会を目指します。

    代表は当事者ではありません

    GADHA代表は、「子どもを持たない」ことを決めています。なので、「毒親」の当事者ではありません。しかし、この問題に関わっていくこと、このような学びの場があることは大切なことだと考えています。

     

    もちろん、子どもの目線から話せることはありますし、何より加害者であることを認め学び変わる経験は、共通の体験です。しかし、やはり同じ立場、当事者同士だからこそ話せることがあると思います。それはGADHAでも実感しています。

     

    いずれ、PaToCaで学び変わることを通してケアできる親へと変わっていくロールモデルが現れてくるはずです。その方々の中で、運営をお願いできる方がいたら、代表はその方にお願いしたいと思っています。

  • Journey

    学びのステップ

    2

    PaToCaの考え方を学べるコンテンツが全て揃っている理論ページもご覧ください。

    3

    より深く学ぶために無料のオンラインコミュニティやイベントに参加しましょう。

  • Inquiry

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